夏に子供が喜ぶ遊びといえばなんと言っても水遊びですね。そんな水遊びが気軽に楽しめるのが家庭用のビニールプールです。
筆者も毎年7月の梅雨明けと同時に駐車場に出してあげて,、二人の子供を遊ばせています。
しかしある時、
「あれ?空気が抜けてる?」
ってことがあります。
経年劣化や石などによって穴が開いてしまい、空気を入れてもすぐに抜けてしまう・・・。
いくら安くなったとは言ってもホイホイ買い替えるのも悔しい。
そこで、ちょっと面倒だったのですがビニールプールのパンク補修(リペア)をしてみました。
かかった費用はたったの600円!
所要時間は30分!
その方法を詳しく解説します。新しいプールに買い替えるよりも絶対にお得です。
ちなみに、この方法は浮き輪、ビーチボールといった物にも応用可能です!
目次
補修のために用意する物
空気入れ電動ポンプ
ビニールプールを膨らませるのに必須の電動ポンプです。
補修の際はまずプールを膨らませる必要があるので必須です。
台所用洗剤
掃除のために使うわけではありません。
穴を塞ぐには、『どこに穴があいているのか』を把握する必要がありますが、小さい穴の場合どこに穴があいているかわかりません。
そこで使うのがこの台所用洗剤です。
油性マジック
穴のあいている箇所が特定出来た時に印をつけるのに使います。
穴が小さい場合、せっかく場所が特定できたとしても、ちょっと目を離したすきにその場所がわからなくなってしまうからです。
乾いたタオル(布)
補修テープを貼る前に、貼る部分をしっかり感想させる必要があります。
補修テープ
あいた穴を塞ぐために使います。
今回購入したのはScotchというメーカーの、ビニール専用の補修テープです。
柔軟性・伸縮性があり曲面や凹凸面にもよくなじむようです。また、雨や雪、湿気にも強く、紫外線でボロボロになることもないらしいです。
長さが5.08メートルあるので、1つかっておけばこの先何年も使えそうです。
ちなみにテープは透明なので、つぎはぎっぽくなったりプールのデザインを損なう心配もありません。
プール専用の補修テープも販売されていますが、残念ながらどこに行っても売り切れ・・・Amazonでも発送まで2ヶ月待ちということで、プール専用ではありませんが同じだろうと思ってこれにしました。
結論として、このテープはかなりの優れものです!プールや浮き輪の小さな穴を塞ぐならこれで十分です。
補修のやり方・手順
穴のあいている箇所を特定する
ビニールプールを補修するにあたり、最も大変で最も大切な手順です。
小さな穴の場合、見ただけではどこに穴があいているか見つけ出すのは無理です。
そこで登場するのが台所用洗剤です。
まず、バケツなどに台所用洗剤を入れて水で薄め、よく泡立たせます。
作った泡をプールに塗っていきます。指の腹を使って、あまり広い範囲ではなく、20cm四方くらいの大きさで塗っていきます。
すると、穴があいている箇所は下の画像のようにブクブクと気泡が出来ます。
穴が小さいと見落としてしまうので、狭い範囲で少しずつすすめましょう。
補修テープを貼る準備をする
穴のあいている箇所が特定できたら、補修テープを貼る範囲をよく洗剤で洗います。
テープを貼る範囲に汚れや油分が残っているとテープがすぐに剥がれてしまうので注意しましょう。
キレイになったら、テープを貼る範囲を乾いたタオルなどで拭いて、水分を無くします。
水分が残っていると補修テープがしっかり貼れなくなってしまいます。
水分をふき取ったら、穴のあいている部分を油性マジックで丸で囲みます。
これをしておかないと、ちょっと目を離したすきに「あれ?どこだったっけ?」ということになってしまいます。
また、先々補修テープが剥がれてしまった時も、この印がついていればすぐに場所が特定できます。
補修テープを貼る
テープを適量とり、穴の開いている部分に貼って塞ぎます。
縦と横どちら向きに貼ったら良いか悩みましたが、膨らませることを考えたら縦向きの方が良いのかなと思います。
テープは伸縮性があるので、空気を抜いて片づけても大丈夫です。
まとめ
以上、ビニールプールの補修方法について説明しました。
なんといっても大変なのは穴のあいている箇所がどこかを調べることです。
筆者は洗剤の泡を使って行いましたが、もっと良い方法があればいいんですけどね・・・。
ちなみに、浮き輪やビーチボールなど小さいものであれば、水を貼ったバケツやタライに沈めて空気が漏れる場所を探した方が速いです。