私は埼玉県所沢市在住ですが、独身時代から結婚して子供が産まれるまでの約10年間は小平市に住んでいて、小金井公園まで徒歩20分くらいでした。
当時はマラソンにハマっていて、小金井公園をランニングコースにしていました。
真冬の深夜に走っていて遭難しかけたこと、
真夏の昼間に走っていて熱中症で気を失ったこと(死ぬかと思った)、
色々な思い出がつまった公園です(ろくな思い出ないな)。
そんな小金井公園、子供が遊ぶには最高な公園です。
楽しそうに遊ぶ子供達、その様子をニコニコと微笑みながら眺める父親と母親。
ランニングをしながらそんな様子を横目に見て、
「いつか俺も、子供が出来たら小金井公園で遊ぶんだ!」
と思ったものです。
今回、その小金井公園に4歳の息子と1歳の娘、そして妻と4人で遊びに行ってきました。
子供を連れて小金井公園に行こうと考えているパパママ向けに、知っておけば小金井公園がもっと楽しくなる情報満載でお届けします!
目次
小金井公園ってどんなとこ?
小金井公園は、東京都の小金井市、小平市、西東京市、武蔵野市の4つの市にまたがる巨大な公園です。
広さは80ヘクタールと都立公園最大規模で、東京ドーム約17個分です。
西東京エリアの大きい公園と言えば立川市にある国営昭和記念公園が最大ですが、その約半分の広さを誇ります。
子供の遊具が充実しているだけでなく、バーベキューも出来て花見も出来て、「江戸東京たてもの園」もあります。
ちなみにこの江戸東京たてもの園の公式マスコットの「えどまる」は宮崎駿さんがデザインしたことでも知られていますね。
スタジオジブリは小金井市にあるので、そのつながりなんでしょう。
江戸東京たてもの園はジブリ映画「千と千尋の神隠し」の世界観に近いとも言われています。
宮崎駿監督は自分の目で見たものを作品に反映しますので、訪れた時になにかしらの影響を受けているのかもしれません。
駐車場情報~遊具に近い場所はどこ?~
駐車場は五日市街道に面した『第1駐車場』と、公園東側にある『第2駐車場』の2つがあります。
駐車可能台数ですが、
メモ
- 第1駐車場…425台(うち身障者用10台)
- 第2駐車場…124台(うち身障者用6台)
となっています。
子供と遊びにいくなら遊具に近い第1駐車場に停めましょう。
子供が遊べるエリアである『わんぱく広場』『ソリゲレンデ』『サイクリングセンター』『こどもの広場』なんかは第1駐車場からの方が近いです。
第2駐車場はバーベキューやテニスコートを利用する人に使われています。
駐車場の混雑状況は?
人気の公園なので、天気の良い土日祝日はかなり混雑します。
しかし、駐車場が満車の時は『いこいの広場』南のスペースが臨時駐車場として開放されるので、「満車で停められない!」という心配はしなくても大丈夫だと思います。
ただし、混雑を避けるためできるだけ早く、11時ごろまでには到着するように出かけたいところです。
駐車料金は有料
残念ながら駐車料金は有料です。
第1、第2駐車場ともに料金は同じで以下の金額です。
メモ
- 1時間まで300円。以降30分毎に100円
5時間たっぷり遊んで1,100円ですね。公園の入園料は無料なので、1日1,000円で遊べると考えれば高くはないと思います。
ちなみに料金の支払いは機械による自動精算です。
入場時に駐車券を取り、帰るときに駐車料金を精算します。
精算機で使えるお札は千円札のみですので、出かける前にお財布の中身はしっかり確認しておきましょう!
営業時間は24時間
駐車場の営業時間は24時間です。
子供が遊べるおすすめスポット紹介
小金井公園に子供を連れていくなら絶対外せないスポットを写真付きで紹介します。
こどもの広場
こどもの広場はその名のとおり、芝生の広場です。
子供から大人まで、ボール遊びをしたりバドミントンをしたり凧あげをしたり。思い思いに楽しんでいます、
遊具のあるわんぱく広場やソリゲレンデ、自転車が借りられるサイクリングセンター、ふわふわドームといった子供が遊ぶスポットから近いので、ここにサンシェードテントを設置して拠点にすることをおすすめします。
日陰になるところはないので、サンシェードテントがおすすめです。
「テントを忘れた!レジャーシートしかない!」という人は、こどもの広場とわんぱく広場の間にある木陰の部分なら日差しを避けることが出来ます。
わんぱく広場
わんぱく山と呼ばれる、滑り台やアスレチックの複合大型遊具です。
子供達に一番人気の遊具ですね。他にも・・・
ターザン遊びができる遊具。
全身を使って壁をよじ登る遊具。
幅の広い大きな滑り台。
などなど。休日ともなると3歳~小学校低学年くらいの子供達が夢中になって遊んでいます。
小さな子供向けの遊具もある!
小さな滑り台、砂場、ブランコと、小さな子供でも楽しく遊べる遊具も揃っています。
我が家の場合も4歳の長男は父親の私とわんぱく山で遊び、1歳の長女は妻と滑り台、ブランコなんかで遊びました。
ソリゲレンデ
わんぱく山の次はソリゲレンデです。
わんぱく山から歩いて1分くらいのすぐ近くにあります。
持ち込みのソリは勿論、無料で貸し出しているレンタルソリもありますので、手ぶらで行っても遊ぶことができます。
ただし、休日はレンタル待ちで数分待つことになります。
ご覧のように、この日は休日ということもあり、ソリは全て貸出し中で、10人くらい待っている人がいました。
ちなみに、ソリは公園内の売店(パークス小金井店)でも購入することができます。売店はサイクリングセンターのすぐ近くにあります。
パークス小金井ではソリの他にも、凧やボール、飲み物、お菓子などが売られています。
ゲレンデのスペックですが、坂の高さは7.2メートル、実際に滑る坂の長さは35.5メートルとかなり大きいです!
上の画像の左側に階段がありますが、ここを登って頂上に行くことができます。
頂上にはワックスを塗るための水槽があります。滑る前にソリの底にワックスを付けてから滑りましょう。
ソリゲレンデの基本情報は以下のようになります。
メモ
- 利用時間:10:00~16:00
- 利用できる年齢:6歳以上(6歳~12歳向け)
※小さな子供は大人と一緒ならOK
これは内緒ですが、4歳の長男は一人で滑らせてしまいました・・・。いけませんね・・・。
ちなみに長男は運動神経が良いほうではないなあと思いますが、一人で上手に滑れていました。
ふわふわドーム
お次はふわふわドームです。大勢の子供が走ったりジャンプしたりとても楽しそうです。
レンタサイクルで自転車の練習!
遊具でひとしきり遊び、今回の一番の目的でもあるレンタサイクルでのサイクリングです!
長男は4歳の誕生日に祖父母から自転車をプレゼントしてもらいました。もちろん補助輪付きです。
ところが、アニメ映画『未来のミライ』で主人公の音の子が補助輪無しを練習するシーンを見て、
「僕も補助無し練習する!!」
と言い出しました。
家の近所に練習できそうな手ごろなところもないし、補助輪を外してやっぱり乗れなかったときに戻すのも面倒なので、
だったら小金井公園で練習しよう!ということになりました。
ちなみに自転車を買う直前にも、「果たして自転車を買ったところで乗れるのかな?」ということで練習に来たことがあります。
最初はなかなか上手にペダルを漕げなかったものの、30分くらい練習をすると自分だけでスイスイと漕げるようになっていました。(もちろん補助輪付きですが)
自転車の練習としても最適です!
自転車はどこで借りられる?
自転車はこどもの広場のすぐ南側にある『サイクリングセンター』で借りることが出来ます。
自転車の大きさは小さな子供向けの物から大人向けまで、細かくサイズ分けされていて全世代で楽しむことが出来ます。
小さなお子さんはどのサイズが良いか、実際に乗車して試してみることが出来るので、ピッタリのサイズを見つけることができます。
自転車を借りる手順
自転車を借りる手順は以下のようになります。
メモ
- 申込書に記入する
- ヘルメットを選ぶ
- 券売機で利用券を購入する
詳しく説明します。
1.申込書に記入する
申込書、鉛筆が用意されたテーブルがあるので、そこで申込書を記入します。
記入する内容は名前と住所、携帯電話番号です。
2.ヘルメットを選ぶ
3つのサイズからサイズの合うものを借りて被りましょう。ヘルメットは使用後に除菌されており、まあまあ清潔です。
3.券売機で利用券を購入する
利用券は券売機で購入します。
利用料金は以下のようになります。
メモ
- 一般(大人)・・・210年/1時間(延長30分100円)
- 補助輪無し(子供)・・・210円/1時間(延長30分100円)
- 補助輪付き(子供)・・・100円/1時間(延長30分50円)
良心的な価格ですね。
ちなみに、ペダル無しでストライダーのように遊ぶ自転車は100円です。
そして、補助付きから補助無しへ乗り換える場合は100円です。最初に補助付きで練習して、感覚を掴んだら補助無しに挑戦なんてことができます。
サイクリングコース
サイクリングコースは以下の3つがあります。
メモ
- 幼児コース
- 初心者コース(630メートル)
- 普通コース(1,800メートル)
幼児コースはサイクリングセンターの周辺で、小さな子供はこちらで練習するのがおすすめです。
初心者コース、普通コースとありますが、小金井公園自体自転車の乗り入れができるので、目安程度に考えておけばいいかもしれません。
ただし、自転車と歩行者の事故を考えると、極力サイクリングコースを走ったほうが安全ですね。
小金井公園のグルメ・ランチ情報
小金井公園内にはキッチンカーや簡単な食事をとることが出来るところもあります。
キッチンカー
サイクリングセンターの裏手にキッチンカーコーナーがあります。この日は3台のキッチンカーが来ていました。
ラインナップは以下のとおりです。
メモ
- ジェラート屋さん
- ポテト、チュロス、アイスクリーム
- かき氷屋さん
食事って感じではないですね・・・。
以前は、『揚げパン屋さん』『ケバブ屋さん』なんかを見たことがあるのですが、季節によって違うのでしょうか?
グリーンテラスさくら
江戸東京たてもの園の南側にあるお店です。
写真を撮るのを忘れましたが、そばやうどんといった簡単な食事をいただくことができます。
ただし、遊具広場からは結構歩きます。子供だとちょっと疲れてしまうかもしれません。
お弁当持参がおすすめ
小金井公園内のレストラン事情はあまり充実しているとは言えないですね。
我が家はいつもお弁当を持って行くか、途中のコンビニでおにぎりやパンなどを買い、広場で食べています。
夏場でも簡易的なクーラーボックスを用意すれば、お弁当も腐らず、飲み物も冷え冷えで最高です。
まとめ
以上、小金井公園で子供と遊べるスポットを紹介しました。
土日は駐車場がかなり混むので、遅くとも11時頃まで、出来れば10時頃までには到着することをおすすめします。
あと、持って行くといいと思うものをまとめますのでよかったら参考にしてください。
絶対持って行ったほうがいいリスト
- サンシェードテント
- 千円札3~4枚(高額紙幣は崩しておく)
- 子供の遊び道具(ボール、シャボン玉、バドミントンなど)
- ソリ(ソリゲレンデで遊ぶなら)
駐車場やサイクリングセンターは高額紙幣が使えないので、千円札に崩して何枚か持って行きましょう。
持って行くといいかもリスト
- アウトドアワゴン
- お弁当・おかし
- クーラーボックスと飲み物
アウトドアワゴンは荷物を運ぶのもそうですが、小金井公園はすごく広いので、園内を移動する時に乗っけて運ぶ時にも重宝します。
おまけ
小金井公園にはSLが展示されている『蒸気機関車展示場』があります。長男が電車好きなので連れて行ってあげました。
しかし、遊具のあるあたりからはめちゃめちゃ遠かった・・・。
子供二人はアウトドアワゴンに乗ってらくちんでしたが、荷物と子供二人を乗せたワゴンを引っ張る私はヘトヘトになりました・・・(笑)
喜んでくれたからよかったですけどね。